読むに至ったハイケー!!
- 作者: 若林正恭
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: 文庫
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どこかのサイトの紹介が異様に興味を惹いたので読んでみた。
前々からオードリー・若林には親近感があったので、興味を惹いた。
内容
基本的に、ひねくれ・自意識過剰エピソードと、ちょっと臭い話があるくらい。
※()の中は我の心の声じゃ!
- 趣味は仕事=尖っている感じがして嫌だ
- スタバとかでコーヒー頼むときに「トール」って言うのが恥ずかしい
(同感。なんか気取ってる感じがして自分がいうとなると恥ずかしい。) - 「パスタ」って言うのが恥ずかしい。昼にパスタ食べても、「何食べた」って聞かれたら「何も食べてない」って応える。
- ちょいオシャレな言い方には抵抗がある。オシャレに見せて売上あげようという狡猾な仕業。
(フラッペとかただのかき氷だろ?レインブーツは長靴だろ?アウターはジャンパーじゃね?芋臭い言い方の方が好き。全部漢字に置き換えたい) - ゲームは簡単に努力が報われるからいいけど、制限ないとダメになる。お母さんの言う1日1時間は正しかった
(最近、ドラクエビルダーズやって、そう思いました!) - 母親に犬と同じ扱いをされた
- コンプレックスは扱いが難しい。使い手と受け手の品格が問われる。
(イジってみたら地雷であることの方が多くて、失敗すると孤立させられるからな!) - リラックスするとネガティブな感情はやってくる。やつらは弛緩している状態のスキマを好む。
(ゆっくりすると嫌なことばっかり。温泉はいったら、ため息ばかり吐くのはこのせいかっ!!) - ネガティブを忘れさせるのはポジティブではない、没頭だ。
(熱中している時って嫌なことわすれるよね〜。エッチな動画見てる時とか我を忘れる) - 大人数の飲み会得意ではない。
島の間にポツンと一人になる。グループの輪に入ることもできず、虚空を見つめると「つまんなさそうにするな」のコンボ攻撃が来る。
(俺のことかッ!さらにそこから説教タイムで2次会も無理矢理連れて行かされて説教。。。この地獄コンボはおっさんの自尊心がみたされるまで、ずっと俺のターン状態。この時は羽蛾の気持ちが分かったよ。。。) - 飲み会には楽しい飲み会と楽しくない飲み会がある。
(おかしいな〜、、楽しい飲み会に参加したことがない。。。。) - 楽しくない飲み会には、参加しなくてはいけない飲み会がある。
- 飲み会を楽しんでいるのは、おっさんだけ。
(弱者は権力者の人形になるしかないのさ〜♪) - イジりについて
- イジりにくい人=自信のない人(つまり、俺である)
- イジってくる人=自分の優位性を確認したい人
(クラスカーストの中流のやつ。上流はそんなことしなくても下々が楽しませてくれる) - イジりやすい人=自分を肯定している人
(コレはデブかハゲのどちらかである可能性が高い)
- 負ける場合は生き様を魅せる。
(「魅せる」にしている。ここ重要。やるからには勝ちたいけどね)
感想
感覚が自分と近い。
だけど、同じではない。
臭い話は、やっぱり臭い。ここは大人になりきれていないからなのだろうか?
だけど、いろいろ考えさせられる。
コレはリアルタイムで見たかったかも。。。。
この本を読んで、今の自分の感性は大事にしたいと思えた。
たぶん、人と違うから。
自分をどこかで卑下する考えがあったけど、そんなもんどうでもいいと思えた。
結構振り切れている段階で読んだから、もう少し早く読んでおけばよかった。
今の自分が嫌いな人に読んで欲しい本だと思います。
少しだけ、嫌な自分を許容できる、コンプレックスをネタにできると思う。
なんというか、俺ガイルの社会人版を読んでいる気になった。
若林氏には、俺ガイルを読んで欲しいな。
- 作者: 渡航,ぽんかん8
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: 文庫
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若林氏の感想を聞いてみたい。
ところで、なんと呼べばいいのだろうか?
この本を読んだら、結構信仰心みたいなものが芽生えてしまった。。。
「オードリー・若林」だと敬意が足りない感じ
「若林氏」だと、なんか俺がアニオタみたいな感じの言い回しで脳内再生されるので嫌
「若林師」。。。。あれだね、↑のやつと発音同じだけど、小馬鹿にした感じになっちゃうね。。。
「若林さん」・・・他人行儀すぎて信仰心ないね。。。
「若林様」・・・なんか大仰すぎだね。。。
うむ、良い呼び方が思いつかない!
どうでもいいや、もう。その場のノリで呼ぼう。。